Payoneer(ペイオニア)とPaypal(ペイパル)手数料比較

2024年10月1日

海外と取引をする上で、Payoneer(ペイオニア)かPaypal(ペイパル)は必需品と言えます。

基本的には、Amazon輸出をする人はPayoneerを、ebayをする人はPaypalを持つことになると思います。

また、両方持っているという方も多いのではないかと思います。

しかしながら、売買をする中で、手数料が割高で、売り上げのかなりの部分をとられ、少しでも手数料を節約したいと思う人は多いと思います。

そこで、今回はPayoneerとebayの手数料を比較し、少しでも手数料のかからない受け取り方法はなにか検証しました。また、Payoneerとebayを連携させる方法も考えました。

(1)Payoneer(ペイオニア)とPaypal(ペイパル)の手数料の違い

まず、両者の手数料を比較します。以下の表をみてください。受け取り時に発生する手数料は、Payoneerが1%無料、Paypalが3~4%となっており、Payoneerの方が安く済みます。※2016年6月21日にPayoneerのドル受取手数料は1%から無料になりました。

一方で、引き出しの時は、Payoneerが2%、Paypalが無料となっており、Paypalの方が安く済みます。

両者とも、売り上げを受け取り、引き出すまでにかかる最終的な手数料は2~4%前後になります。

しかし、ここで注目してほしいのは、両者で得意な分野があることです。表からもわかるとおり、Payoneerは受け取りに強くPaypalは引き出しに強いということです。

Payoneer(ペイオニア)Paypal(ペイパル)
売上げを受け取り時に必要な手数料無料国内から受取る:決済額の3.6%+40円
海外から受取る:決済額の3.9%+40円
PayPal Here:決済額の3.24%
残高を引き出す時に必要な手数料引き出し額の2%(銀行振込み)無料(Paypal利用)

注:PayPal Hereとはスマートフォン決裁のこと

(2)Payoneer(ペイオニア)とPaypal(ペイパル)の連携

それでは、それぞれを連携させた時の手数料をパターンに分けて考えてみましょう。

考える上での前提条件は以下のとおりです。

・payoneerの引き出し手数料は、上限額「2%」と想定(銀行振込み)

・Paypalの受け取り手数料は、海外からの受取る場合とし「3.9%」を想定

・Paypalでの購入の際は、Paypalで買い物をすることを想定

※Paypalでの購入の際は、Paypal独自のレートではなく、クレジットカードのレートを選択すること(Paypalで設定できます。)

それでは、表を見てください。

受け取り(1)経由(2)
引き出し(3)
合計(1+2+3)
備考
① Payoneerで受け取ってPayoneerで引き出す時の手数料無料(payoneer)
2%(payoneer)
2%
② Paypalで受け取ってPaypalで引き出す時の手数料3.9%(paypal)

0%(paypal)
3.9%
③ Payoneerで受け取ってPaypalで引き出す時の手数料


PayoneerからPaypalへの資金移動は不可
④-1 Paypalで受け取ってPayoneerで引き出す時の手数料3.9%(paypal)
無料(米国決裁サービス)
3%(payoneer)
6.9%
米国決裁サービスを利用した場合(Payoneer側のサービス)
④-2 Paypalで受け取ってPayoneerで引き出す時の手数料3.9%(paypal)
0%(Payoneer口座をpaypalのアカウントに関連付け)
3%(payoneer)
6.9%
Payoneer口座をpaypalのアカウントに関連付けした場合(Paypal側のサービス)

~Payoneer(ペイオニア)とPaypal(ペイパル)を連携した場合の比較~

①、②については、前述のとおりそれぞれのサービスで受け取り、引き出す方法です。

③ については、Payoneerで受け取り、Paypalで引き出す場合にかかる手数料です。前述のとおり、両者のそれぞれ手数料がお得な部分を利用する方法ですが、PayoneerからPaypalへの資金移動は不可能となっています。

④については、2パターンあります。1つ目は経由する際に、Payoneer側のサービス「米国決裁サービス」を利用した場合、2つ目は経由する際に、Paypal側のサービスである「Payoneer口座をpaypalのアカウントに関連付け」した場合です。1つ目の場合、「米国決裁サービス」は手数料1%を取られますが無料、2つ目の場合、単純にPaypalのアカウントにpayoneerの銀行口座を登録するだけですので、手数料はかかりません。しかしながら、受け取り、引き出しのそれぞれの場面で、手数料が多くかかる機関のサービスを利用する方法ですので、7~8%の手数料を取られてしまいます。

(3)まとめ

一番手数料のかからない引き出し方法は「Payoneer(ペイオニア)で受け取り、Payoneerで銀行振込みする」でした。また、Paypalで受け取った資金についても、そのままPaypalで利用するのが一番手数料がかからないことになりました。このため、連携を利用せず、自分の銀行口座へたどり着くまでの経由数は、少なくしたほうが良いみたいです。

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